Lessonsガイダンスでは、ひとり一人に備わる価値には4つの面があるということをお伝えしましたが、生存・精神・経済・社会的価値のうち、経済的価値を磨くことに主眼を置き、磨こうとするときに肉付けを要するテーマを配置しました。
各種ビジネススクールでは、受講生をさながら最前線の戦地に赴いたかのような場づくりの中で、最新の理論や実践を展開してビジネスの達人に育て上げます。
Lessonsは、既に大企業が市場に展開した手法を伝えるより、一人ひとりのキャリアの確立・構築、提案の創造にテーマ設定をしました。
マーケティング活動において、ビジネスが顧客に提案し届ける価値が既に自己実現の領域に踏み込んでいることから、自己実現がしばしばゴミとして扱われている組織の論理に、自己実現が紐づけがされるようにテーマを配置し、主宰版でもダイレクトに執筆しています。
ビジネスにおいて、組織内が抱える領域内のカベと業界にある業界のカベがあることから、社会課題を解決するビッグビジネスが待望されています。カベを超えるために組織内の役割を果たす一員としての発想を超えた武器をまとう必要があります。それはあなたに備わっている
そして、領域内と業界にあるカベを越える際に装備を要するスキルが交渉です。一般に交渉の目的には不利を有利にすることがありますが、交渉を通して遠くにあるモノ同士を結びつけようとする営みもあると考えます。
交渉を通して点と点に関りを見出し結びつけるには、お互いが見出していない領域にある利点を提案し、結びつけるフックを創り出す必要性が生じることから、Lessonsでの交渉が重視するのは、勝ち負けでもWIN-WINでもなく、
この交渉は、ひとつのテーブルを挟んで行われることから、徒手空拳からでもできるあなたの可能なアクションであり装備であると考え、このArea内のテーマとしました。
最後にあるテーマのビジネスプロデュースは、業界が抱える社会的課題について、属している組織または一人ひとりがどう挑むかという挑戦を創造することを意識して配置しました。
人物の輩出を狙うカリキュラムーLessonsの受講ターゲットは、いずれでも市場と業界を横断するまで自らの価値を解放したいと考える方です。組織や社会の中との関係において抑圧・抑制に置かれている自己実現のケアについても見つめています。下に配置した一覧は、市場や事業、市場や組織に共通するであろう場面(シーン)をリストしたものです。業界・職種・業務といった分類で区切られる場面ではないことを予めお伝えします。
building |
組織の中で何かの立ち上げを行うシーン |
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leadership |
人を奮わせ、主導するシーン |
management |
成果を上げるために今手持ちのリソースを活用するシーン |
engagement |
従事者の貢献意欲を見出し、引き出すシーン |
new SWOT |
現状の打破に挑み、新たなやり方を創造するシーン |
system |
事業全体の役割や機能を見直し、立て直しを図るシーン |
plan |
予め定めた計画を達成、または新たな企てを実現するシーン |
idea |
独自の考えの実現化を図るシーン |
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ビジネスを推進する上で求められる基礎力と経験を共有する。
あらゆる領域にあるギャップの解消と克服のやり方を確認する。
マネジメントの各メソッドの確認と、従事者の価値観を重視するマネジメントを検討する。
自己実現を利用するマーケティングから自己実現を育て実現するマーケティングに転換する。
ビジネスモデルのつくり方と実践を研究する。
起業は自己実現の一つの着地。体系と事例の紹介を通して始め方とプロセスを共有する。
双方にある結びつきを見出し、ゼロからイチを編み出す体系と実践を紹介する。
自らの好きや得意が展開出来ることを確認する。
アイデアを大きく実現化したいときの方法論を確認し、調達が可能か実験を行う。
業界のカベを乗り越え社会的課題の解決に挑む。
あなたの生き方がビジネスであるという結論から入る各エリアの導入で一番ボリュームがあります。
マネジメント・マーケティング上で、従事者と顧客が抱く自己実現が雑に取り扱われている世界から自己実現周辺にあるニーズとマーケットの可能性を確認します。解決策・代替案・救済案を社会に届け、進化させるビジネス、すなわちあなたの生き方をカタチに推し進めるビジネスの入口に立ちます。
タスクブレイクダウンは学生がビジネスマンになるというスタートから登場する因数分解の技法として主宰がかつて教わったことがあるハウツーです。
ハウツーをさらに個まで分解して見つめることでその正体・構成・未来・目的の射程距離を延ばすことを試みます。
いくつかの問いを進めることで洞察力を確認し、その洞察は日頃どこに向けられるのか、その射程距離の短さについて危機感を提起します。
複数のリストを用い、洞察がカバーする領域の解像度を上げることを試みます。後半には洞察に関連する構成を取り上げ、フレームを用いてあなたの企みやビジネスプランを一緒に考えます。
ひとり一人が社会に居る一員として、受け取る情報をどう捉えるかを見つめます。
情報についてまつわる言葉を複数取り上げ、情報力・情報生産力といった自ら行う発信と受信について確認します。
人を育て・動かす情報であるオポチュニティとして構成される筋道を紹介し、私たちが情報を集める理由を展開します。
ビジネスが提供する価値の一つ、新しさを取り出し、新しさを産みだす行為としての編集をテーマに情報編集術・編集力に触れます。
今のビジネスを次のビジネスに推し進めるとき、今までの価値から見出される次の価値をビジネスに編集するプロセスを図解します。
Business Area中、はじめて目の前に居る相手を扱います。
交渉にある簡単なストーリーから相手別へのメッセージをリストし、ゼロサム型交渉とWIN-WIN型交渉以外のもう一つの交渉の型についてガイドします。
交渉を通して未来の顧客と結びつくための視線を共有します。
量産されるヒット作には寿命があります。一方、生き方は量産するモノではなく、確かにし、実現化するときプロデュースが関連します。
プロデュース論の入口にある言葉や図解を通して、プロデュースが目指す先とプロセスを確認します。
このコマは創造性を取り上げます。
ビジネスにおいて創造性の有無について、課題感以上の危機感が続いて久しいですが、創造性を語るうえで新しさは欠かせません。
過去を駆逐する創造性を共に考え、創造性が通過する困難と批判を越える立場を選択し、新しいやり方への着手をガイドします。
推進力は、行動力とイコールではありません。
マネジメント下で卓越した成果を産み出す推進者を輩出することが可能なのかを見つめます。
人が推すことによってモノが動くことから、着手が何を指すかリストしながら、あなたが描く企画と事業計画に書くべき宣言を一つ共有します。